不動産クラウドファンディング〜仕組みを簡単に解説&2024年11月最新情報〜

不動産クラウドファンディングという言葉を、様々なところで耳にしたことがある人も多いのではないのでしょうか。
今回は市場規模が徐々に大きくなりつつある、不動産クラウドファンディングの仕組みや最新情報についてお知らせしていきます。
ぜひ最後までお付き合いください。

目次

不動産クラウドファンディングとは?


クラウドファンディングとは、投資家から資金を投資してもらい、集まったお金でひとつのものに投資することを指します。
投資したもので得た利益は投資家に分配されるため、投資した側は手間なく資金を得ることができます。
そして、不動産クラウドファンディングは物件などの不動産に投資することを指します。
分配されるのは出資した金額に合わせて全員に分配されるため、利益が多ければ多いほど得られる利益も大きくなります。
そして本題でもある、不動産クラウドファンディングの仕組みは、投資家が事業者に投資して、集まった資金で事業者が物件を購入し、得た利益を分配する、という流れになっています。
投資は結果が出るまでに多少の期間を要するため、投資後すぐに利益は得られませんが、投資後の手続きなどはすべて事業者が行うため、投資した側は何もせずに待つだけという大きな魅力もあります。

選び方


不動産クラウドファンディングを始めようと意気込んでも、実際には登録サイトやファンドがたくさんあり、どれを選べばいいのか迷ってしまい、結局辞めてしまったという方も少なくありません。
そこで始めたいと思っている方に、選ぶ基準をポイントとしてお伝えします。
こちらを参考に選んでみてください。

①不動産の種類や情報量
不動産クラウドファンディングの投資先は、住居用不動産、商業施設、ホテル・旅館などの宿泊施設、保育施設など、多種多様です。
ファンドを選ぶときには、利回りだけでなく、投資物件の種類や立地なども重要な判断基準となります。
例えば住居系不動産の場合ですと、定期的に家賃収入が見込まれるため、比較的安定した分配金(インカムゲイン)が得られます。
利便性の高い土地や人気のエリアなら、売却益(キャピタルゲイン)も見込めるでしょう。
一方で、商業施設や宿泊施設などの場合は、世の中の景気や社会情勢により収益が変動する可能性があります。
また、海外不動産に投資できるクラウドファンディングは、一般的に利回りが高く魅力的に見えますが、為替変動の影響を受ける場合があるので注意が必要です。
同じ利回りでも、選ぶファンドによって抱えるリスクが異なることを理解しておくことが大切です。

②取り扱いしているファンド数
不動産クラウドファンディングに参加するためには、まず事業者の登録サイトから申し込みをするところから始まります。
ファンドによって「先着順」で参加できるものや、「抽選」のものがあります。
そのため、人気の高い先着順のファンドでは開始からすぐに募集が終了してしまうこともあります。
このことから、ファンドの募集規模が小さい、または、ファンドの取り扱い数が少ない事業者では、なかなかクラウドファンディングに参加できないこともあります。
よって、事業者のサイトを選ぶ際は、ファンドの取り扱いの多い業者、募集金額の大きい業者などがおすすめです。

③優先劣後割合
不動産クラウドファンディングの特徴として「優先劣後方式 」が採用されることが挙げられます。
優先劣後方式とは、投資家の損失リスクを抑える方式のことを指します。
ファンドに対して投資家が優先出資を行い、事業者が劣後出資を行うという仕組みです。
優先劣後出資方式をとっているファンドの場合、対象不動産の価値が下落して損失が出た場合、その損失は最初に劣後出資者の事業者が負担することになります。
そのため、損失が事業者の劣後出資額を超えなければ、優先出資者である投資家の元本が減ることはありません。

④運用期間
不動産クラウドファンディングの運用期間は、3カ月から12カ月など、比較的短期間のものが多いですが、中には2年、3年、10年という長期運用のファンドもあります。
短期運用は資金が早期に回収できるため、景気の影響を受けにくいことがメリットです。
その一方で長期運用は、長期間資金を拘束することになるため、利回りが短期運用より高めに設定されていることがメリットと言えます。
どちらが自分に適した投資期間なのか、考えて選ぶようにしましょう。

⑤事業者の信頼性
不動産クラウドファンディングの事業者を選ぶ際は、必ず不動産特定共同事業の許可を受けている会社を選びましょう。
不動産特定共同事業の許可を得るためには、資本金、財産的基礎、人的構成、電子取引業務の体制整備ほか、定められた要件を満たしている必要があります。
もちろん、許可を受けているから100%大丈夫という保証はありませんが、会社規模、不動産業歴、不動産クラウドファンディングの過去の実績などを調べ、信頼性の高い運営会社を選ぶことが大切です。

⑥サポート体制
不動産クラウドファンディングは、全てインターネットで完結する投資です。
事前に会員登録をしておけば、PCやスマホから簡単に投資ができます。
しかし、取引手数料や、中途解約が可能かなど、事業者によりサービスやサポートに違いがあります。
信頼性の高い事業者同士を比較検討することが大切です。

2024年10月最新情報


次にキャンペーン等を行っている登録サイトの情報をお伝えします。
※11月までキャンペーンがあるものをピックアップしています。
詳細は公式ホームページから確認してください。

利用検討中であれは、お得なキャンペーンなどを使用しているサイトを選ぶのも1つの手かと思います。


Jointo α

キャンペーンの実施期間:指定なし
キャンペーンの内容:新規会員登録でAmazonギフト券1,000円分プレゼント
キャンペーンの適用条件:新規会員登録を完了(本人確認コードの入力)させる
キャンペーン申し込み時の注意点:仮会員登録は対象外


トモタク

キャンペーンの実施期間:指定なし
キャンペーンの内容:トモタクポイント2,000円分をプレゼント
キャンペーンの適用条件:会員登録をした方
キャンペーン申し込み時の注意点:トモタクポイントはトモタクのサービス内で使用可能

キャンペーンの実施期間:2024年10月3日~11月11日
キャンペーンの内容:新規本会員登録でAmazonギフト券1,000円分プレゼント
キャンペーンの適用条件:新規本会員登録を2024年11月11日までに完了させる
キャンペーン申し込み時の注意点:審査で否認された方は対象外


VERFUND

キャンペーンの実施期間:2024年10月3日~11月11日
キャンペーンの内容:新規本会員登録でAmazonギフト券1,000円分プレゼント
キャンペーンの適用条件:新規本会員登録を2024年11月11日までに完了させる
キャンペーン申し込み時の注意点:審査で否認された方は対象外


DARWIN funding

キャンペーンの実施期間:記載なし
キャンペーンの内容:新規投資家登録でPayPayポイント500ポイントプレゼント
キャンペーンの適用条件:新規投資家登録を完了させる
キャンペーン申し込み時の注意点:特になし

キャンペーンの実施期間:2024年9月15日 〜2025年1月31日
キャンペーンの内容:紹介した方が新規出資者登録を完了すると双方に1,000円分のAmazonギフト券プレゼント
紹介した方が登録語、10口以上の出資で双方に3,000円分のAmazonギフト券プレゼント
キャンペーンの適用条件:事前エントリーをして紹介される方は紹介者のIDやメールアドレスを入力する
キャンペーン申し込み時の注意点:事前エントリーが必要


B-Den

キャンペーンの実施期間:2024年4月15日(月) 10:00~2024年12月31日(火)23:59
キャンペーンの内容:初回投資で投資額に応じてAmazonギフト券をプレゼント
・初回投資でAmazonギフト券1,000円分
・さらに投資額20万円ごとにAmazonギフト券1,000円分
※最大3万円分まで(初回投資580万円)
キャンペーンの適用条件:キャンペーン期間中に初回投資をした方
キャンペーン申し込み時の注意点:キャンセルなどをした場合、対象外

この他にもキャンペーンを行っているサイトや、新たにキャンペーンを始めるサイトも出てくるかと思いますので逐一チェックすると良いかと思います。

まとめ


不動産クラウドファンディングの仕組みや選び方、そして最新情報などたくさんの情報を得ることはできましたでしょうか?
不動産クラウドファンディングを始める上で大切なことは、仕組みを知り、自分なりに理解をした上で登録サイトを選択して挑戦してみることです。
疑問や不安な事は聞いたり、調べたりなどして、始める前に解消して気持ちよくスタートを切りましょう。

監修:越智正道
東京都文京区にて税理士事務所を経営。
ファイナンシャルプランナーとしても活動しながら、税理士業務では、記帳代行、試算表の作成、ペイロール代行、決算書類の作成、経営分析、税務申告など、多岐にわたるサービスを提供。
クライアントには、IT関連、ブライダル、化粧品開発、飲食業、医療関連など、さまざまな業種が含まれており
相続対策や事業承継、IPO支援、人事・労務管理指導などの分野の知見も広く持つ。
特に、NPO法人や金融資産関連の税務コンサルティングに力を入れており、幅広いニーズに応えることを使命としています。

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