インバウンド復活と不動産クラウドファンディング〜ホテル・旅館投資の可能性〜

コロナ禍により落ち込んでいた旅行業界も、昨今ではコロナ禍前のように回復傾向があります。
この傾向が、不動産クラウドファンディングと関係があるのはご存知でしょうか?
今回は不動産クラウドファンディングにおける、ホテル・旅館投資の可能性について触れていきますので、ぜひ最後までお付き合いください。

目次

インバウンドとは


インバウンド(Inbound)とは、日本語で「外から中に入ってくる」「内向きの」という意味があります。旅行業界では「外国人が日本に観光をしに来る」という意味で使われています。
つまり、インバウンド復活とは、コロナ禍で減少していた外国人が日本に観光をしに来る人数が増えていることを指します。
ちなみに補足にはなりますが、旅行関係でインバウンドという言葉を使う時は、基本的には『インバウンド〇〇』と、別の言葉をプラスした造語として使われることが多いようです。
例えば、
・インバウンド観光→
外国人が日本に観光をしに来ること
・インバウンド対策→
より多くの外国人観光客に日本を訪れてもらい、よりたくさんの物を購入してもらう対策
・インバウンド消費→
外国人観光客が日本で消費活動をすること
・インバウンド需要→
外国人観光客に対する日本の物の需要のこと
というように使われます。

インバウンド復活と不動産クラウドファンディング


2023年10月の訪日外国人客数がコロナ前の2019年を上回ったように、2023年以降の観光業界は劇的に回復しました。
その背景から考えても、不動産クラウドファンディングにおけるホテル・旅館投資の可能性は大きく広がっていることがわかります。
また、帝国データバンクが発表したグラフから読み取れるように、旅館・ホテルの業種は、設備投資に積極的です。
積極的な理由としてはコロナ禍が明けたことで、高付加価値化の投資を行う企業が多くなっているからです。
ホテルの設備投資は費用がかさむため、好調期以外は行えないと言われています。
このことからも、設備投資に積極的な現在、ホテル市況が良くなっている、そして投資の時期としても最適と判断できます。
しかし、いざホテルに投資しようと思っても、自身に投資する余力がないと何もすることができません。
そんなときにおすすめなのが不動産クラウドファンディングです。
不動産クラウドファンディングとは、事業者がインターネットを通じて資金を集め、不動産を購入・運営し、その利益を分配する投資法になります。
そのため登録サイトによっては、1口1万円から投資が可能になります。

旅館・ホテルに投資可能な登録サイト


次に、ホテルへ実際に投資できる不動産クラウドファンディングの登録サイトをご紹介いたします。
今後の投資の参考にしてみてください。

【利回りくん】
利回りくん
「安心」「安全」「手軽」の3拍子が揃った株式会社シーラ(ナスダック上場グループ)が厳選した不動産に投資できる不動産クラウドファンディングのサイトです。
平均利回りが4.4%(2024年4月末)、元本割れ0件と安心感があります。

想定利回り:2~7%
運用期間:3ヶ月〜240ヶ月
最低出資額:1万円

【ヤマワケエステート】
ヤマワケエステート
最小1万円から投資可能な不動産クラウドファンディングのサイトです。
居住用マンション、商業ビル、リゾート地、ホテル、ヴィラ、空き家のリノベーションなど、事業の対象は多岐に渡り、自身の投資スタイルや興味に合わせて選択が可能となります。

想定利回り:8〜13%
運用期間:7〜180ヶ月
最低出資額:1万円

【みらファン】
みらファン
みらファンは株式会社みらいアセットが運営する不動産クラウドファンディングのサイトです。
みらファンの特徴は短期運用ファンドをメインに募集している点になります。
過去に募集されたファンドは一番長い運用期間のものでも9ヶ月で、ほとんどが6ヶ月運用でした。

想定利回り:6%前後※特別利回り4.0%を上乗せキャンペーン有り(2025年1月現在)
運用期間:5〜12ヶ月
最低出資額:1万円

【CAMEL】
CAMEL
「CAMEL」は匿名組合スキームによる不動産クラウドファンディングのサイトです。
投資家から集めた出資金で投資対象となる不動産を購入し、その運用益を原資に出資金に応じた配当金を投資家に支払う仕組みになっています。
分配は3カ月に1回となっており、運用を終えてから出資金の償還までは平均17日程度。
中途解約は原則不可ですが、運営会社への権利譲渡という形で運用中でも換金が可能です。
こちらは日本国内ではなく、海外のホテルへの投資が中心となっています。

想定利回り:6〜9.8%
運用期間:2〜48ヶ月
最低出資額:2万円

登録サイトにはそれぞれ特徴や使いやすさ、見やすさなどが違ってきます。
また同じホテルという分類でも、取り扱うファンドは変わってきます。
今回紹介した不動産クラウドファンディング以外にも旅館・ホテルに投資可能な登録サイトはあります。
自身でもしっかりと下調べをした上で、登録サイトを選択してください。

補足〜不動産クラウドファンディング以外での投資〜


今回は不動産クラウドファンディングを中心に紹介しましたが、もちろん他の投資方法もいくつかあります。

①不動産としてホテルを購入・運営
こちらはホテルを購入し、運営していかなければならないので専用の知識や、ホテルを購入する資金、毎月かかる水道光熱費や人件費などが必要になってきますので、個人の投資としては不向きともいえます。

②ホテルコンドミニアム
リゾート地のホテルの一室を購入して、オーナーとなる方法になります。
オーナーが別荘として使いながら、使用していないときに貸すことで賃料を得る投資法です。

③ホテルリート(REIT)
「不動産投資信託」のことを指します。
複数の投資家から資金を集めホテルを運用する投資法になります。

④不動産デジタル証券
不動産を直接保有する代わりに「受益証券(配当などを受け取る権利)」を持つことで、不動産へ投資することを指します。
これにより、安定稼働した大型不動産などの優良な商品に対して、個人でも小口から投資が可能になります。

上記4点が不動産クラウドファンディング以外の主な投資方法になります。
不動産クラウドファンディング以外で投資することを検討している方は、「不動産デジタル証券」がおすすめです。
この不動産デジタル証券の中でも、10万円から小口投資ができる「ALTERNA(オルタナ)」がホテル投資の手段として特に注目を集めています。
ALTERNA(オルタナ)
不動産クラウドファンディングと同じような金額で始めることができ、主なメリットも2つあります。

1.安定した収益
安定収益を見込める点は、ALTERNAならではの特徴です。
公表されている想定利回りは3.4%〜5.2%になっていますが、これは賃貸の分配金による利回りのみです。
つまり、売却益は想定利回りとして含まれておらず、「賃貸による安定収益」を期待する投資手法です。
売却益は想定利回りに含まれませんが、含み益がある状態で売却できれば、リターンはさらに上積みされるというわけです。

2.デジタル証券としての強み
・オンラインで手続きが完結し、デジタル化により事務の効率化が進む
・ブロックチェーン技術によりセキュリティ面が安心
など、手続きがオンラインで完結する手軽さがあるのが、デジタル証券のメリットです。
また、投資後は投資案件の最新情報をリアルタイムで受け取れるため、安心して運用を見守ることができます。
さらに受益証券(配当を受け取る権利)は、信託銀行内部のブロックチェーン技術を用いて保護されており、セキュリティ面でも安心ができる仕組みも整っています。

まとめ


インバウンド復活によるホテル・旅館投資の可能性についてピックアップしてみましたが、いかがでしたでしょうか?
不動産クラウドファンディングによる投資は他の投資と比べて手軽な上に、様々な可能性があったり、予想以上の利益を生む物件がたくさんあります。
しっかりと下調べをして、有意義な投資をしてみてくださいね。

監修:越智正道
東京都文京区にて税理士事務所を経営。
ファイナンシャルプランナーとしても活動しながら、税理士業務では、記帳代行、試算表の作成、ペイロール代行、決算書類の作成、経営分析、税務申告など、多岐にわたるサービスを提供。
クライアントには、IT関連、ブライダル、化粧品開発、飲食業、医療関連など、さまざまな業種が含まれており
相続対策や事業承継、IPO支援、人事・労務管理指導などの分野の知見も広く持つ。
特に、NPO法人や金融資産関連の税務コンサルティングに力を入れており、幅広いニーズに応えることを使命としています。

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