不動産クラウドファンディングを始めるにあたって、必ずと言っていいほど耳にする登録サイト「COZUCHI」と「CREAL」。
今回はそのCOZUCHIとCREALの投資実績を徹底的に比較してみようと思います。
比較する前のおさらい
では、早速比較する前に、COZUCHIとCREALの基本情報のおさらいをしていこうと思います。
【COZUCHI】
最低1万円から投資を始められ、安定した利回りが得ることが可能なCOZUCHI。
好条件での売却が成立した場合、配当利回りに上限無くフェアに利益を分配する仕組みを導入しています。不動産のプロが選んだ物件に投資できるほか、運用期間中でも解約して原本を回収できるため、気軽に投資することができます。
想定利回り:4〜10%
運用期間:1〜120ヶ月
最低出資額:1万円
対象物件:マンション・アパート・商業施設
【CREAL】
1万円から投資ができるほか想定利回りも年利4.3%と好条件のCREALは、上場企業が運営しており、償還実績元本割れ0件と安心感もあります。
また、個人だと投資が難しい保育園、専門学校、一棟レジデンス、ホテルなどにも投資可能で物件やマーケットの情報を詳細に開示しており情報の透明性も高いところも大きな評価ポイントかと思います。
想定利回り:4〜8%
運用期間:4〜24ヶ月
最低出資額:1万円
対象物件:マンション・アパート・商業施設・オフィス等
COZUCHIとCREAL、どちらも最低出資額が1万円からと、誰でも始めやすく、利回りも安定しているのが上記情報からも見て取れます。
では、基本情報のおさらいをしたところで、本題である投資実績について触れていきたいと思います。
【COZUCHI】の投資実績

COZUCHIでは現時点(2025年2月)まで元本割れをしたことも、配当金が減額になったこともありません。
また、
COZUCHIの公式サイトによると、今まで組成されたファンドの数は121件でその内88件の運用が終了しています。
※各種実績には、不動産特定共同事業契約締結の代理もしくは媒介による取引を含む。
一部のファンドでは運用期間が伸びて、配当が遅れたこともありましたが、実績も多くある中で元本割れがないのは安心できるポイントといえます。
また、COZUCHIでは想定利回りを上振れて償還されることがよくあります。
現に2025年2月にCOZUCHIが発行した「ファンド運用実績(2025年1月末時点)」によると、発行当時償還されたファンド88件のうち37件のファンドが想定利回りを上振れて償還されています。
半数とまではいきませんが、それに近いファンド数で利回りが上振れているのです。
想定利回りの平均は7.4%とのことですが、実質利回りは16.3%と高くなっていました。
他社のサービスでは滅多に想定利回りを上振れるケースはあまりありませんが、COZUCHIでは利回りの上限を設定していないことから、上振れることがよくあります。
この利回りの上限を設定していないことがCOZUCHI最大の特徴でありメリットとも言えます。
想定利回りを上振れた案件ベスト10
①練馬区 武蔵関Ⅰ
想定利回り 12.0%
実績利回り 283.5%
運用期間 0.3ヶ月
②世田谷区 砧 EXITファンドⅠ
想定利回り 50.9%
実績利回り 110.5%
運用期間 0.8ヶ月
③品川区 五反田Ⅱ
想定利回り 9.0%
実績利回り 63.1%
運用期間 1.2ヶ月
④渋谷区恵比寿 EXITファンドⅠ
想定利回り 46.9%
実績利回り 62.2%
運用期間 1.4ヶ月
⑤新宿区〈曙橋〉事業用地追加買取ファンドⅡ
想定利回り 6.0%
実績利回り 41.5%
運用期間 2.7ヶ月
⑥伊東市川奈 リゾート開発用地フェーズ2
想定利回り 8.0%
実績利回り 40.8%
運用期間 10ヶ月
⑦目黒区 東が丘レジデンス
想定利回り 5.0%
実績利回り 37.5%
運用期間 1.6ヶ月
⑧六本木 事業用地
想定利回り 20.0%
実績利回り 36.3%
運用期間 2.3ヶ月
⑨広尾 区分店舗フェーズ3
想定利回り 4.5%
実績利回り 27.7%
運用期間 3.8ヶ月
⑩芸大大学 EXITファンド
想定利回り 13.0%
実績利回り 24.5%
運用期間 1.5ヶ月
【CREAL】の投資実績

2025年2月時点で、CREALは元本割れが0件で、すべて無事に償還されています。
また、
CREALの公式サイトによると、今まで組成されたファンドの数は127件でその内96件の運用が終了しています。
CREALの公式サイトによると、累計の調達額は701億円を突破しているとの記載もありました。
CREALを運営する「クリアル株式会社」は、2022年4月に東証グロース市場に上場しており、
不動産クラウドファンディング業界ではトップクラスの実績と安定性を誇っているサービスと言えます。人の捉え方にもよりますが、少なくとも怪しい・詐欺などのサービスではなく、健全な投資サイトかと思います。
利回りとしてはCOZUCHIのように上振れがあるわけでも特別高いわけではありませんが、個人では購入が難しい物流施設に少額から投資ができるのは魅力的です。
実施中のキャンペーン

【COZUCHI】
初回限定 1500円分プレゼント
キャンペーン期間:2025年2月3日〜2025年2月28日
キャンペーン対象者:
・以下①②の両方を満たした方
①キャンペーン期間中に初めてCOZUCHIに会員登録を行った方
期限:2025/2/28までに会員登録
②審査を経て投資家登録完了
期限:2025/3/10まで(書類不備等があった場合はその修正・補完も含む)
※投資家登録申請をいただいても、否認される可能性があります。
※投資家登録申請から投資家登録完了するまでお時間を要する場合がございます。
※状況情報は公式サイトより抜粋しました。
2月末日までとありますが、これまで何度もキャンペーンを行っておりますので、これからもキャンペーンが行われる場合があります。
【CREAL】
初回限定 最大5万円プレゼント
プレゼント対象者→本ページから新規会員登録をした方
※会員登録から60日以内に投資家登録と投資申し込みを完了させてください。
※人気ファンドでは、募集開始後数分で募集が終了するケースもございます。予めご了承ください。
プレゼント対象かの確認方法:
会員登録後、「キャンペーン対象のお知らせ」というメールをお送りいたします。
メールを受信していない場合、プレゼントの対象外となりますので、必ずメールの受信をご確認ください。
プレゼント内容:
以下、条件ごとにプレゼント内容が異なります。②~⑤はいずれかひとつの適用となります。
※プレゼント対象者であることが前提条件となります。
①新規投資家登録完了
②新規投資家登録完了後に50万円以上の初回投資
③新規投資家登録完了後に100万円以上の初回投資
④新規投資家登録完了後に300万円以上の初回投資
⑤新規投資家登録完了後に500万円以上の初回投資
※状況情報は公式サイトより抜粋しました。
まとめ

COZUCHIとCREALは1口1万円から投資できるところや、今まで組成されたファンドの数やその内運用が終了している数など、似通っている部分も多いです。
実績利回りの上振れを期待したい場合は、COZUCHIを選択することをおすすめしますが、不動産投資の物件は違ってきますので、どちらも登録した上で自身に合った案件を選択するのも良いかと思います。
また、直ぐに始めなくとも、COZUCHIとCREALに投資家登録するだけでAmazonギフトカードのプレゼントが適用されます。
ぜひ自身に合った不動産クラウドファンディングを行ってくださいね。
監修:越智正道
東京都文京区にて税理士事務所を経営。
ファイナンシャルプランナーとしても活動しながら、税理士業務では、記帳代行、試算表の作成、ペイロール代行、決算書類の作成、経営分析、税務申告など、多岐にわたるサービスを提供。
クライアントには、IT関連、ブライダル、化粧品開発、飲食業、医療関連など、さまざまな業種が含まれており
相続対策や事業承継、IPO支援、人事・労務管理指導などの分野の知見も広く持つ。
特に、NPO法人や金融資産関連の税務コンサルティングに力を入れており、幅広いニーズに応えることを使命としています。
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